耐力壁は最近出た吉野石膏のタイガーEXプログレを使用しています。
以前のEXハイパーより一割ほど軽くなって使用する釘もすこし軸の細い釘になっているので棟梁の労力が少しでも減ればと思ったのですが、棟梁曰く重いのに変わりはないとのことでした。
軽くなったとはいえ一枚20キロもあれば堪えますよね…
この耐力面材は重いところを除けばいいところがいっぱいあります。
石こうボードですが水に強くほとんど水を吸い込みません。仮に吸い込んでも透湿性能が高いので水分を放出してくれます。
ということは壁体内の結露がしにくいということも言えると思います。
ほかにも硬いので誤って落としても割れにくいという特性もあります。
このボードの目地の部分に透明なシールを貼っているのがわかるでしょうか。
これは土台敷きの時に使っていたものと同じ気密テープです。
ほかの耐力面材では気密をとるためにボードを貼る前にパッキンを挟んでいるのですが、EXプログレの場合はパッキンを挟むと耐力壁の計算通りの壁倍率が取れないとのことなので後でこのように気密テープを貼っています。